20代にしておきたい17のこと[本要約]

今回は本田健さんが書かれた「20代にしておきたい17のこと」という本を紹介します。

この本はこんなあなたにオススメです。

・何をしていいか分からず焦っている

・20代のうちにやっておくと幸せになれることを知っておきたい

そんな方にオススメの本です。

20代はいろいろ悩んでいるうちに一瞬にして過ぎ去っていった。

そうやって年を取った人は多いと思います。

著者の本田健さんも同じように思っていたそうです。

一瞬で過ぎ去る20代、王道生きていったらいいのか、それが17個のアドバイスとして本書にはまとめられています。

それではさっそく紹介していきます。

人生最大の失敗をする

この章では、「人生最大の失敗をする」というテーマについて紹介していきます。

・失敗したことのない成功者はいない

・ピリピリする自分も受け入れる

という2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

失敗したことのない成功者はいない

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まずポイントの一つ目「失敗したことのない成功者はいない」です。

しかもただの失敗ではありません。

著者は人生最大の失敗を20代のうちに絶対にやっておいた方がいいと言い切っています。

なぜ20代のうちに人生最大の失敗をしておく方がいいのでしょうか。

それは人生後半の失敗だと経済的にも社会的にも精神的にも立ち直るのに時間がかかるようになるからです。

しかし20代であればいくらでも挽回ができます。

だからこそリスクを取ることを恐れず何でも挑戦してみることが大切です。

成功した人に話を聞くと一つの共通点があるといいます。

それは彼らのほとんどが10代、20代で大失敗をしているということです。
話を聞くと絶対にそういう立場にはなりたくない。
と思うような大きな失敗話が出てくるそうです。

しかし、不思議なことにその失敗した本人はそれをいたって楽しそうに語ります。

失敗を後悔してはいないんですね。

どちらかというとよくもあんな大胆のことをしたような俺も大したもんだと、どこが誇りにさえ思っているというわけです

例えば一億円を借りて、いきなりビジネスをやりだしたというような話です。

普通に考えれば、無謀以外の何ものでもない話です。

さすがに1億円をいきなり借りるというのはオススメできるようなことではありません。

しかし、そのくらいにスケールの大きなことをやる勢いが大事ということです。

そして大きな失敗をしてもいいわけです。

人生で早いうちに大きな失敗をしておけばそこから先の人生はプラス勘定になるでしょう。

一番大きなマイナスまで行ってしまえばそこからは上がっていくしかないからです。

逆に最初から失敗しないように安全な道ばかりを選ぶと失敗がない代わりに何のドラマもない人生になるかもしれません。

もちろんそういう安定した人生がいいという人もいるでしょう。

そういう人は構いませんがリスクを冒して失敗するということは20代だからこそ作れる財産でもあるということは覚えておくべきでしょう。

将来目を見はるような活躍をする人は若い時に目を応用な失敗を恐れずに行動していた人なんです。

ピリピリする自分も受け入れる

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では続いて2つ目のポイント「ピリピリする自分も受け入れる」

20代は悩むこと苦しむことがたくさんある時期でもあります自分を受け入れられず否定したくなったり未来に対して疑いや不安を持ってしまう時期でもあるでしょう。

これが30代40代50代となってくると感覚が鈍ってきて、まぁいいかと思うようになるといいます。

例えば自分の体型を見てもまあいいか。

自分の付き合っている人を見てもまあいいか。
自分が成長しない成功しないことに関してもまあいいか。というような諦めの世界に入ってしまいがちです。

これは自分を守る知恵だとも言えるので絶対に悪いものというわけではありません。

それに対して20代はまだまだ感性が鋭い時期です

だからこそまぁいいかとはならず今の自分を許せません。

自分の過去も両親も社会もいろんなものが許容できない時期でしょう。

そんな自分に一番イライラしてピリピリするそんな風に必要以上に反応してしまう。

自分がまた許せなくなるそういった悪循環にも陥りがちです。

しかしそれでいいんだと著者は言います。

この時期にボロボロになりながら前に進もうとした人はその分将来伸びていくからです。

だからこそいろんなことにイライラしてしまうそんな感度が高い自分をぜひ褒めてあげてください。

ただ今よりちょっとだけ自分に優しくする余裕を持てるとより良いかもしれません。

ダメな自分でもいいやとちょっと甘くしてあげる部分がないと幸せかを全く味わえなくなってしまうからです。

同時に20代でしか体験しにくい状態をぜひ楽しみといいでしょう。

たとえばお金がない状態を楽しめるのは20代の特権でしょう。

著者自身も20代のはじめお金がない時代がいました。

著者は今のこのお金がない状態を一生の宝にしようと決めてその時期を生きたそうです。

著者が住んでいた築40年のアパートにはお風呂がなく銭湯に行くしかありませんでした。

飲み会で遅くなったら戦闘は閉まってしまいお風呂に入れません。

もう一生こんな不自由な生活はできないのだからとその期間を毎日惜しむように暮らしたそうです。

そうすることでその時期のことはとてもいい思い出になったそうです。

後から振り返ればお金がない生活もいい思い出になるはずです。

20代の人は今何も持っていなくともその状態を楽しんでみてください。

ではここまでの内容をまとめます。

この章では人生最大の失敗をするというテーマについて2つのポイント

・失敗したことのない成功者はいない

・ピリピリする自分も受け入れる

という2つのポイントについて紹介しました。

一生モノの人間関係の土台を作る

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では続いて2「一生モノの人間関係の土台を作る」について。

この章では一生モノの人間関係の土台を作るというテーマについて本誌から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは心をオープンにして情熱的に生きる豊かな人生に絶対に必要なものという2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

心をオープンにして情熱的に生きる

まず1つ目のポイント「心をオープンにして情熱的に生きる」です。

突然ですが今あなたには大好きな人がいるでしょうか??

人間が一生懸命になるのは誰かのことを本当に愛している時です。

誰かのことを愛する恋するというのは人間のモチベーションの中でも最も高いものの1つでしょう。

誰かのことを好きになって家になっている人と、誰のことも好きにならない人と比べたら、その楽しさや躍動感が全然違います。

恋愛は自分一人ではできません。

相手がいて初めて成り立つものです。

相手に受け入れられるか分からないままにその人のことを好きになる。

これはある意味リスクのある行動です。

同じように好きになってもらえるかなんてわからないからです。

しかしそのリスケが気にならないぐらい相手のことが好きになれるかどうか、その人と一緒にいられるなら死んでもいいと思えるくらいに一人の人を好きになれるか。

どうかこれこそが20代にしかできないことだと言います。

まだ結婚まで考えなくてもいい、ただ純粋に相手のことが好き、ということだけでいけるのが20代なんです。

将来なんてか関係ない、ただ相手に向かって突っ走る。そんな体験を持つことこれが後になってとても幸せだったことに気付くわけです。

著者が20代のときに60代、70代の人にこれまでの人生で一番後悔していることは何ですか??

と聞いて回ったことがあったそうです。

その返答としてもっとも多かったものは死ぬほどの恋をしなかったことだったそうです。

ロマンスの映画や小説が売れるのはそれだけ素敵な声をしている人が少ないということなのでしょう。

ではなぜ死ぬほどの恋ができないのでしょうか。

その理由の一つとしては自分の心がオープンでないことです。

心がオープンになっていなければどんなに素敵な人に出会ってもトキメクことはありません。

死ぬほどの恋をするのが良いというのは自分のハートをオープンにできるからです。

そのようなハートをオープンにする体験を持てた人は、たとえその恋がかなわなくともその後何か別のことに情熱的になれるでしょう。

一度情熱の扉が開いた人は他のことでも上列の扉を開く可能性を持てるわけです。

親友

では続いて2つ目のポイント「豊かな人生に絶対に必要なもの恋愛」と同じように人生でもう一つ大事な人間関係それは「親友」です

親友を持つことは素晴らしいことです。

ですが実は人生で最も難しいことの一つかもしれません。

たとえばお金を得るなら頑張れば手に入ります仕事も努力すれば大抵なんとかなるでしょう。

パートナーを得るのも既婚率を見ればそこまで高難度とはいえないでしょう。

しかし適当な友達はいても親友はというと自分にはいないという人が多いのではないでしょうか。

著者は親友とはこういうものだと言っています。

今持っているものをすべて投げ出してもいいからその人のところに駆けつける。

その人を助けるというようなことができるかどうか、世界中のどこにいってもその人のために何ができるかを考え相手も同じように自分のことを思ってくれるか。

これが親友なんだといいます。

少し重くてもいいかもしれませんが、素晴らしい関係ですよね。

例えば1万円だったらかせるけど、それ以上はちょっとくらいが普通の友達の関係でしょう。

もちろん普通の友達関係が悪いわけではありません。

ですが、それ以上の信頼関係に基づいた親友を持つことは人生の素晴らしい「ギフト」だと著者はいうわけです。

友人というのは生活していく上で絶対に必要な関係いうわけではありません。

たとえ、その存在を身近に感じていなくとも、何も困ることはないです。

しかし、例えば花があるだけで部屋が明るくなるように自分の人生に、親友がいるだけで人生は豊かなものに変わります。

その友情は簡単には育ちません。
花を綺麗に咲かせておくためには水をやったり、いらない葉を切ったりそういった時に面倒に思うような定例をしなければなりません。

これは友情も同じだと言います。

ただ放っておいても友情を育てることができません。

それを育むためにはしなければならないことがあるんです。

友人との関係はこれをしてあげたからこれをしてもらうというような基本的にギブアンドテイクの関係が多い
かもしれません。

友人から恋愛関係になる時というのはこの人のことが好きだという気持ちから相手のためだったらどんなことでもやってあげられるという感覚に変わる瞬間がきっかけで恋愛関係になっていきます。

友人が親友になるときも恋愛と同じようなものです。

損得を超えてとにかく与えたいと思えるような相手になる瞬間を待てるかどうかです。

友情を深めていくときにはその友人の幸せを願っていろんなことをやってあげられるかというのが、とても大きな意味を持っています。

本書では著者自身の親友の話も語られています。
著者とその親友はいろいろな学びを一緒に深めていく中でお互いに損得を超えた世界に入ってきたそうです。

著者はその親友とそのパートナーのためだったらなんだってやる。
とまで言っています。
まさに親友と言える関係ですよね。

また友人と親友の違いとして境界線があります。

嫌われたらどうしようとか、これって言い過ぎかなというような、どこまで言っていいのかの境界線が気になっている間はまだ友人関係です。

ある意味で社会的な距離があると言えるわけです。
それに対し親友には境界線がありません。

家族のようにズカズカと相手の心の中に入っていき失礼なことをたくさん言ったりやったりするのが親友だと著者は言います。

それをこんなことまで言ってくれるんだと思い感動して受け止められたら、そこから関係がぐっと深まるでしょう。

逆にそんなことをいえ何てひどいと思ったらそこまでの関係です。

本音で何でもいいあるかどうかそれこそが相手をどれだけ信頼できているか、自分がどれだけ信頼されているかそのバロメーターになります。

ここまでの内容をまとめます。

この章では「一生モノの人間関係の土台を作る」というテーマについて二つのポイント

・心をオープンにして情熱的に生きる ・豊かな人生に絶対に必要なもの

という2つのポイントについて紹介しました。

人生が変わる本と出会う

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では続いて「人生が変わる本と出会う」についてです。

この章では人生が変わる本と出会うというテーマについ本誌から2つのポイントをピックアップして紹介していきます。

紹介するのは20代の読書の仕方で、今後の人生が決まる正しいか間違いかで考えないことという2つのポイントです。

ではそれぞれ掘り下げていきます。

20代の読書の仕方で今後の人生が決まる

まずポイントの一つ目「20代の読書の仕方で今後の人生が決まる」

若いときにもっと本を読んでおけば良かったこれも年を取った人がよく言うことの一つです

著者は人生を変えてくれたものは主に3つあるといいます。

・人と会った時。 ・映画を見たとき。 ・本を読んだ時。

という3つです。

その3つのうち、人と会うというのは案外効率が悪いそうです。

なぜなら凄いと思える人はそれほど多くなく、実は有名人やお金持ちの人でも一緒に話をしてみると全然尊敬できなかったり話が噛み合わなかったりということが多々あるそうです

それらに比べると本というのはあたりが多く、外れても時間もお金もさほどかかりません。

著者自身20代のときに出会った本で今でも、人生に影響を与えてくれていると言える本が何冊もあるそうです。

20代にはとにかくへ自分の栄養になりそうなものを選んでいくことが大切です。

このとき時間がないことを読めない理由にしないようにしましょう。

今は忙しいからと思う方もいるかもしれませんが20代は30代、40代になって振り返ってみると自由な時間がたくさんあるはずです。

例えば結婚して子供ができたら子供と一緒にいる時間パートナーとの一緒の時間が増え自分だけの時間は少なくなるでしょう。

20代というのは忙しいようで一番時間の自由がある時代ともいえます。

正しいか間違いかで考えないこと

では続いて2つ目のポイント「正しいか間違いかで考えないこと」

著者は本を書くとき一つ心がけていることがあるそうです。

それはできるだけ断定をしないことです。

何が正しいとか間違いとかというのも本の中に入れないようにしているそうです。

それはなぜかというと、正しい間違っているを決めるのはそれを読む読者だからだと考えるからだそうです

何が正しくて何が間違いか、これは自分が決めることで誰か他の人が決めることではありません。

また別の言い方をするなら物事を正しいかそうでないかだけでとらえないことも大事です。

10人いればそこには10通の真実があるんです10通りの幸せもあるんです。

それに対して周りがとやかくいうことではありません。

20代は多感な時期だという話をしましたが、その批判的な姿勢が周りにも向きがちです。

誰かと会うとあの人の子はダメだなあなどと傲慢に判断してしまうこともあります。

ですがそこで一旦受け止めてその上で自分がどう感じるのかじっくりと自分の心を見てみましょう。

それは本を読むときも同じです。

どんな本を読んでもそこに何が書いてあるかより自分がそれを読んでどう感じたかに意味がんですあくまでもポイントは自分です。

その自分に対する影響を感じ取り記憶し胸に刻みつけるそれが自分の生き方や夢を見つける出会いにつながっていくんです。

今回の記事でもっと20代のうちにやるべきことを知りたいと思った方はぜひ本書を手にとって読んでみてください

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