言い方を変えれば買い注文が売り注文よりも多い時はチャートは右肩上がりとなり、逆だと右肩下がりになります。
価格が横ばいの均衡状態のことをレンジ相場といい需要と供給が拮抗していることになります。
この場合は買い手も売り手もこの価格に満足し、価格を吊り上げたり、吊り下げたりすることに興味がなくなるのです。
価格が一定方向に動きそうになった時にだけ市場に参戦するのです。
こういった振る舞いをするのは我々個人投資家ではなく企業などの大きな会社が参入してくるのです。
またトレーダーには2種類存在し、1つが短期トレーダー、2つ目が長期トレーダーです。
短期トレーダーは主に個人の投資家が参入しています。
私たち短期のトレーダーが考えることは1つ投機目的のトレードです。
この対局的な存在が長期トレーダーです。
この長期トレーダーは莫大な資本を自由自在に使うことができる投資ファンドなのです。
長期トレーダーの取引量は個人投資家と違って莫大です。
なので長期のトレーダーが相場を支配し動かしているといっても過言ではないでしょう。
なので私たち個人投資家がやるべきことは「長期トレーダーの足跡を見つけ、それについていく」ことなのです。
価値領域とは(Value of Price )
簡単にいうとレンジ相場のことです。
チャートとが一定の幅に収まっているところ何回も反発しているところに上下に線を引きます。
上の線をレジスタンスライン、下の線をサポートラインと呼びます。
この間の価格のことを価格領域、この相場をレンジ相場と呼ぶのです。
そしてレジスタンスやサポートラインよりも短い時間、外側に飛び出た価格を「超過価格」と呼びます。
価値領域を見つけるコツ
これが超過価格です。
・価値領域と超過価格を区別するには垂直方向にできるだけ空白スペースを残さないようにする。
・同じ価格帯で価格が上下動を繰り返す領域が価値領域です。
・水平方向の時間軸は無視しましょう。
価値領域の上下にあるトレード量が少ないところでは価格はほぼフラットになります。
・チャート上で価値領域を見つけることができたらそれを1つずつ右側に延長して、将来的な値動きがどうなるかを予想しましょう。