ボリンジャーバンドとは多くの投資家が愛用しているインジケーターの一つです。
初心者から上級者まで使っていますが、これを極めればメンタルさえしっかりしていれば稼げるようになるでしょう。
ボリンジャーバンドの使い方
まず最初にボリンジャーバンドの基礎的な使い方からご紹介します。
ボリンジャーバンドとは、七本のラインで構成されており、中心のラインはミドルラインと呼ばれています。
中心にあるラインから上に離れるに従ってプラス1α、プラス2α、プラス3αと呼ばれ、下に離れるに従って、マイナス1α、マイナス2α、マイナス3αと呼びます。
それぞれのαには統計上内側にローソク足が収まる確率は
○±2α内に95.5%
○±3α内に97.7%
の確率でローソク足が収まります。
しかし、単純なように見えて、この確率だけを見て取引する人が多く、大半の人が負けてしまいます。
では、ボリンジャーバンドで勝ってる人はどうやって勝っているのでしょう。
まず、多くの成功者がボリンジャーバンドを使う理由の一つとして視覚的にわかりやすいというのがあります。
視覚的にわかりやすいとトレンドの状況が一目でわかるようになるのです。
わかりやすいからといって、αラインばかりに固執しすぎると負けてしまいます。
その主な原因として、「トレンドの強弱や方向性」を見ないでエントリーするからです。
また、逆張りにしろ、順張りにしろ、損切りルールや、マーチンのルールを明確に決めていないと、失敗した時にルール化ができている人と稼ぐ額に天地の差が開いてしまいます。
±1αの重要性
よく±2αや、±3αを使う人は多いと思いますが、±1αを軽視しすぎるのも負ける要因の一つとなります。
±1α以内に収まる確率は、68.26%だとされています。
そのため教える人によっては±1αはいらない、表示させなくて良いと、言う人がいますが、トレンドが弱い時には、抵抗線や、支持線として、頻繁に反発します。
このことを知らずに±2αと、±3αだけでトレードしても、勝てるトレーダーにはならないでしょう。
*ボリンジャーバンドはこう見よ!!(初心者編)
初心者の方はボリンジャーバンドを表示させたはいいが、どう見ればいいのか迷うかもしれません。
ただボリンジャーバンドに従ってエントリーするだけでは負けてしまう。
では、どうすればいいのでしょう??
多くの投資家たちはボリンジャーバンドとローソク足の動きの関連性がとても重要だと考えています。
αラインやミドルラインでのローソク足の動き、ミドルラインの傾きが急なとき、穏やかな時のローソク足がαラインでどう反応するか、などを確認していきましょう。
また、ボリンジャーバンドと、ローソク足の関連性を見るときは、最初は長期のチャートでみていきましょう。
なぜなら、長期の足の方が、反発がしっかりしてたり、騙しが少ないので、理解がしやすいからです。
なので、最初は長期の足でボリンジャーバンドと、ローソク足の動きを確認し、次に実際にトレードする足でボリンジャーバンドの動きを確認しましょう。
ボリンジャーバンドを見るポイント
ボリンジャーバンドを見る時のポイントは2つあります。
一つ目は「αラインの開き方とローソク足の動きの関連性」
二つ目が「αラインの開き方と、ミドルラインの傾きの関連性」です。
まずは、この動きを確認し、値動きが予想できるようにしましょう。
まずは、週足で確認その次に日足、4時間足、1時間足といった風にチャートの期間を短くしていきます。
それぞれの時間足での特徴を把握できるようにしときましょう。
初心者あれば、順張りの方がリスクは少ないです。
そもそもボリンジャーバンドの考案者であるジョン・ボリンジャー氏は順張りで使うことを前提で考案しています。
また、±2α、±3αをブレイクしてからの逆張りは強いトレンドに逆行したエントリーになるので、リスクが高くなります。
逆張りの欠点は損切りのタイミングが難しいという点もあります。
バイナリーなどの時間が決められているものであれば問題ないですが、FXでは、損切りが難しい上に、含み損を抱えるリスクも高くなってきます。
また、エントリーする時間でも、順張りか、逆張りどちらが有利なのかも分かれてきます。
もしあなたが順張りをするのであれば長期足での順張りがいいでしょう。
もしあなたが逆張りをするのであれば、短期足での逆張りがいいでしょう。
例えば長期トレンドが下降、短期トレンドが上昇の時に買いエントリーをした場合、長期の視点からは逆張りですが、短期の視点からは順張りになります。
とくに長期のトレンドに対しての逆張りが最もリスクが高いです。
長期移動平均線に合わせてトレード
参照期間が「200」などの長期移動平均線で分析したトレンドに対して、順張りでトレードをすれば、大きな損失を出す可能性を抑えることができます。
また、長期トレンドが短期トレンド両方に対して順張りをすれば、さらにリスクを抑えることができます。
他のテクニカルと組み合わせる
ボリンジャーバンドは、売買のタイミングをより細かく測るために、MACD、やストキャスティクスなどと一緒に組み合わせるやり方も勝率が上がります。
特に短期トレードをする場合は騙しの危険性を排除するためにも他のテクニカルと組み合わせた方がいいでしょう。
その時の注意点として、3つ以上のテクニカルを表示させないことをおすすめします。
あまりチャートにテクニカルを多く表示させてしまうと、チャートがみづらくなり、分析がしにくくなるからです。
オススメのテクニカルは、ボリンジャーバンドが、トレンド系のテクニカルなので、オシレーター系のテクニカルと組み合わせるのがオススメです。
トレンドの強弱や、方向性、売買サインはボリンジャーバンドに任せ、オシレーター系で売買のタイミングを計るといった感じで使うことができます。
αラインは抵抗線、支持線
ボリバンのαラインは抵抗線や、支持線として覚えるのがいいでしょう。
±1αだったら弱い抵抗線、支持線。
±2αだったらやや強い抵抗戦、支持線。
±3αだったら協力な、抵抗線、支持線となるでしょう。
移動平均線とは違い、ローソク足がブレイクした後にラインの機能が逆転するわけではないので、気をつけましょう。
ローソク足とαラインの関係性
αラインは抵抗線、支持線としてだけではなく、ローソク足がどのαラインで反発しているのかで、その後のトレンドを判断できます。
基本的に数字が大きいαラインまでタッチするとその方向へのトレンドが強いと判断できます。
スクイーズとエクスパンション
ボリンジャーバンドの代表的な動き方として、スクイーズとエクスパンションがあります。
スクイーズとはレンジ相場のことで、ボリバンが開くことなくずっと同じ感覚を一定に動いて行っている状態のことです。
エクスパンションとは、スクイーズとは逆に、αラインが開いている状態のことで、強いトレンドや、相場が動く時に見られる現象です。
そのためFXなどのトレーダーはトレードしやすい期間とも言われています。
このエクスパンションとはスクイーズは交互に起こるので、スクイーズになったらトレードを休み、エクスパンションになったらトレードをするというトレーダーが多いようです。
FXなどではpipsがいかに取れるかが儲かる方となるのでエクスパンションを狙うのが普通かもしれませんが、バイナリーでは、どれほどの差をつけて勝とうが、戻ってくる
金額は決まっているので、レンジ相場がいいといわれています。
人によって得意な相場は違うので、あなたが得意な相場でトレードするのがいいでしょう。
バンドウォーク
ボリンジャーバンドには「バンドウォーク」というものがあります。
このバンドウォークとは、エクスパンションが発生した時に±2αや、±3αに沿うようにして、ローソク足が推移していく状態のことです。
このバンドウォークが発生した時には非常に強いトレンドが発生しているので、逆張り
では勝ち目はほぼないと言えるでしょう。
このバンドウォークが発生したかどうかを確認する目安は、ローソク足が±2αや、±3σに沿った状態でローソク足が3〜四本確定した時です。
バンドウォークの時は、売買のルール化が難しく、一方向にローソク足が動くので、タイミングも難しいです。
バンドウォークが終わった時も勢いよく反転することがあるので、利確するタイミングも難しいので、安定して利益を出すのは難しい上にリターンの割にリスクが大きいので、バンドウォークが発生した時にはエントリーはは控えましょう。
バンドウォークで取引する時は??
どうしてもバンドウォークで取引する時は短い足でのエントリーをお勧めします。
1時間足でバンドウォークが起きていたら30分などの足でトレードすることをお勧めします。
しかし、1時間足でバンドウォークしているが、1分など極端に時間差があるエントリーは控えましょう。
ミドルライン
ボリンジャーバンドのミドルラインのほとんどは期間21として使っている方が多いと思います。
この21の期間は、移動平均線としても使え、中期のトレンドの確認の役に立ちます。
応用的な使い方としては違う期間での移動平均線との組み合わせです。
例えば参照期間9の短期移動平均線と、ミドルラインのゴールデンクロス、デッドクロスを併用することで、ボリバンの売買サインの信頼性を高めることができます。
時間、通貨
ボリンジャーバンドはこの時間帯に強い!この通貨に強い!
という魔法はありません。
なので、自分の生活スタイルに合わせた時間帯にトレードしていきましょう。
時間帯がバラバラですと時間帯によって動き方に特徴があるのでいつもの手法が使えなくなってしまいます。
なので深夜なら深夜、朝なら朝と時間帯を決めてその時間帯の通貨の動き方に合わせたトレードを心がけていきましょう。
テクニック2
σラインに注目!
ボリンジャーバンドを使う上でσラインの開き方や閉じ方は非常に大切な判断材料となります。
σラインが開きかけている時は、トレンドが強くなっているので売買のチャンスとなります。
逆にσラインが閉じている時は相場が停滞しているので、休憩時間にしましょう。
テクニック3
相場の確認は1日数回!!
よく初心者が起こすミスで一日中ずっとチャートに張り付いている人などがいますが、これはやめましょう。
チャンスが来ない時はチャートを閉じて別のことをするのをお勧めします。
チャートをずっとみ続けていると集中力が切れて、エントリーをしたくなったらします。
自分の得意な相場じゃないのにエントリーしてしまったら結果的に資金を溶かすことになるので1日の取引や確認は数回に押さえましょう。
テクニック4
ローソク足が確定してからエントリー
ローソク足が確定するのは時間がピッタリの瞬間なのでその瞬間に相場は動きやすくなります。
またローソク足が確定する前にエントリーしてしまうと、予想と違ったローソク足の形になってしまう場合がありますので、出来るだけ時間ピッタリのローソク足が確定した時にエントリーをすることをお勧めします。
テクニック5
順張りだとリスクを抑えることができる。
順張りなら多少エントリータイミングを間違ったとしても問題はありません。
しかし、逆張りはリスクに対してのリターンが少ないので中長期トレードをするなら順張り手法がいいでしょう。
テクニック6
リスクを抑えるえることを重視してトレードする。
資金を減らさないようにしていけば自然と利益が出るようになるでしょう。
テクニック7
激しい時は積極的にトレード!!
値動きが激しい相場では、厳密に考えずに積極的にトレードしていきましょう。
値動きが激しい時は強力なトレンドが発生したり、大きなリバウンドを狙えるチャンスでもあるので、積極的にエントリーしていくことをお勧めします。
逆に値動きがあまりない時はエントリーを控えましょう。
特にバイナリーでは同値で終わるのは負けと同じ扱いなので、値動きがあまりない時はエントリーを控えたほうがいいです。
テクニック8
ルールを決める。
をルール化すると資金を無駄に減らさなくてすみます。
なので負けたときにいかに資金を減らさないか自分ルールを徹底して守りましょう。
テクニック9
強力なトレンドほど慎重にトレード。
そのため初心者はまず大きなトレンド相場を狙うより小さな利益を確実に積み上げていったほうが結果的に大きな利益となります。
テクニック10
αラインが閉じたら休憩。
テクニック11
一度にたくさんの通貨ペアを見ないようにする。
テクニック12
自分の理想のチャートを覚えよう。
テクニック13
トレンドを把握するものはFXを制する。