近年仮想通貨の人気の一つであるイーサリアムのライバルになりつつある仮想通貨はたくさん出始めていますが、その中でも最近ひときわ人気が目立つのが「ソラナ」という仮想通貨です。
ローンチから約1年半という短い期間にも関わらず、2021年9月9日現在において時価総額ランキング6位に食い込むなど、今大注目の仮想通貨となっています。
今回はそんなソラナについての特徴を書いていきたいと思います。
ソラナとは??
現在時価総額ランキング6位に食い込んでいるソラナ。
Solana(ソラナ)とは2020年3月にローンチ(新規公開)された、急速に開発・利用が進んでいる数々のブロックチェーンアプリケーションを、高い性能によって支えることを目的としたブロックチェーンプラットフォームです。
Solanaの特徴は何といってもその性能の高さであり、トランザクション処理速度や取引コストが、多くのブロックチェーンよりも大幅に優れています。
例えばビットコインのトランザクション処理数/秒6~7に対し、ソラナはトランザクション処理数/秒50,000、イーサリアムは13~15、リップルは4,0000です。
また手数料は
Solana(ソラナ) 0.00005ドル
ビットコイン 15ドル
イーサリアム 10~20ドル
リップル 0.0004ドル
となっております。
ビットコインやイーサリアムは多くのユーザーがいる一方で、以前からスケーラビリティ問題(取引件数が増えすぎて、処理の遅延や手数料高騰が起こること)に苦慮しており、その解決策をいろいろと講じてはいますが、理想とは程遠いのが現状です。
一方でSolanaは、ビットコインやイーサリアムとは比べ物にならないほどの高速処理と安い処理コストを実現しています。
またこれまでリップルなど、ビットコインやイーサリアムの欠点を克服したブロックチェーンが多くつくられてきましたが、Solanaはそれらの性能をも上回っています。
またビットコインなどこれまでの多くのブロックチェーンは、それぞれ互換性がありませんでした。
そこでSolanaでは、他のブロックチェーンと連携してインターオペラビリティ(相互運用性)をつくろうと画策しています。
すでにSolanaはスタートアップの「Certus One」と連携して、「Warmhole」というイーサリアムとのブリッジ機能を発表しました。
イーサリアムは現在、スケーラビリティ問題を抱えているのでSolanaとつなぐことで、処理速度が速くコストが安いSolana上で処理を実行できるようになります。
また、他のブロックチェーンプラットフォームでも「ブロックチェーン開発の王様」であるイーサリアムと相互運用しようという動きは見られますが、Solanaの場合はイーサリアム以外のブロックチェーンともブリッジ機能を構築しようと取り組んでいます。
ソラナは2020年3月にローンチ(新規公開)され、2020年中に目ぼしい動きはありませんでしたが、2021年に入って急激に高騰しています。
2021年1月の始値が約1.5ドル、4月につけた最高値が約48.8ドルなので、わずか4か月弱で一時32倍以上に膨れ上がったことになります。
5月の中旬に価格が大幅に下落して以降は価格は上昇と下降を繰り返していましたが、7月下旬から価格が順調に上昇を続け8月下旬には2021年の始値の約54倍に至りました。
仮想通貨が白熱している中ソラナは次世代を担う仮想通貨となることができるのでしょうか??
以上が仮想通貨ソラナについての記事でした。
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