夢を自動で叶える方法。夢を叶えるのはなぜ難しいのか、なぜ挫折する人が多いのか

今の人生を変えたい!!

と思う人は多いと思います。そこで今回はどうやったら人生を豊かにできるのか、人生を変えられるのかについて書いていこうと思います。

長文になりますので、何回かに分けて投稿していきますが、絶対に今後の人生にたためになると思うのでぜひ最後まで読んでいってください。

ではさっそく、どうやったら自分の夢がかなえられるのかを脳科学的に紐解いていきたいと思います。

夢をかなえる第一歩

人生は、きれいに手入れの行き届いた体で安全に袴でたどり着くための旅であってはならない。
濛々と立ち込める煙の中、船の甲板を転がって舷側にたたきつけられ、全身が傷だらけになってすっかり疲れ果てて、「全くなんてひどい乗り心地だ!」と、大声で泣きわめいてこそ人生だ

ハンターSトンプソン

心から「望むもの」を手に入れる方法

脳には、あなたが自分で思い通りにプログラミングできるシステムがあり、これをうまく操作すれば、どこへでも行きたいところへ行けるようになる。

人生を成功させるにはいろいろな方法がある。

「目標設定」「視覚化」「自己暗示」「祈り」「アルファ支配」「引き寄せの法則」など様々なのもがある。

「6回接すると人は新しい考えを受け入れるようになる」のもその一つです。

よくセミナーなどで同じことを繰り返して言うのがありますが、それも理論的にはこれと同じで、重要なことは6回も繰り返すと、脳が受け入れ、やがては心の奥底まで浸透するようになるのです。

人生を成功させるなら脳との関係は断ち切れません。

自然に生きていて、人生成功することはないですよね??

悩んで悩んで悩みぬいた末に成功というものは手に入るのです。

かの有名なナポレオンも

「頭の中で考えたことを心から信じられるのなら、人はそれがどんなことでも達成できる」

といっています。

これは昔ならただの気持ちの問題でしょう??

で終わる話ですが、近年ではこの思い込みが人生を成功させる脳を作るのに重要な役割を担っていることに視点を向けています。

どういう仕組みかといいますと

それは

網様体賦活系

という通称

RAS

と呼ばれるものが関係してきます。

「RAS」とは

「RAS]とは、哺乳類の脳幹にある「網様体」という神経の集まりで、体の生命活動を維持する働きです。

RASの働きがなければ、人は生物として生きていけない。私たちが常に眠ったり、目覚めたり、呼吸したりできるのも、実はこのRASのおかげである。

20世紀になると生理学者たちが、脳の奥には意識をコントロールして人を眠りから目覚めさせたり、警戒感や意欲を起こさせたりする仕組みがあるといわれるようになりました。

RASが発見されたのは1949年になってからでそこからはいろいろな学者がこのRASについて調べるようになりました。

RASは脳に入ってくるほとんどの情報を中継していることが明らかにされました。

このRASは意欲を掻き立てるのに非常に重要な役割を担っていて、脳の活動にスイッチを入れ、意欲を掻き立てる役割があるのです。

脳は脳に送られる情報のうち99・999%は知らないうちに処理して消してしまうのです。

そうしないと毎日の生活の中で情報を多く取り入れてしまったらすべてに注意を向けることになるので、立ち往生してしまうのです。

なので人はRASという情報を注意を向ける対象を絞るツールを獲得したのです。

人とチンパンジーのRASは同じ?!

実は人とチンパンジーのRASは全くの同じで、チンパンジーもRASによって情報の優先順位をつけるのです。

しかし、人とチンパンジーで決定的に違うのは「自我」があるんかどうかです。

チンパンジーには「誰が」「何を」「なぜ」「どこで」「いつ」を知りたいという欲求がないのである。

したがって例えるなら、チンパンジーのRASが初期のコンピュータだとすれば人のRASは最新型のコンピューターなのである。

さらにはRASには

驚異的な検索能力とGPS

が備わっているのである。

例えばあなたが何か思いだそうとしよう。

あなたのRASは引き出しを開いて検索エンジンをかけ、すぐにあなたが必要な情報をヒットさせてくれるでしょう。

またあなたが「ここにいきたい」とゴールを設定するだけで後はあなたのRASがそこまでのルートを示してくれることでしょう。

あなたは「パーティー効果」というものをご存知だろうか??

「パーティー効果」というものは例えばパーティ会場のような騒がしいところで、自分の名前が呼ばれたらすぐに反応できてしまうという現象のことである。

これもRASが必要な情報、つまり誰かが自分を呼んでいるかもしれないという情報を何よりも優先させているからである。

自分が必要なこと信じていることにはまっすぐになれるので、RASは人によってとらえ方が変わってくるものである。

例えばある人にとってはトラブルかもしれないが、別のある人にとってはチャンスなのかもしれない。

なんでRASがチャンスをもたらしてくれるのは考え方次第。すべては考え方にかかっているといっても過言ではない。

RASがチャンスをもたらすようにしたいなら、「考え方を変える」必要がある。

求めるものだけを見るようにプログラミングしなおす。求めないものを見るようにさせてはいけない。

これが第一歩である。

自分がかなえたいと思っているのならば、RASがあとは勝手に道を探してくれるのだ。

「望むこと」だけを考え「望まないこと」は考えないのが

一番の理想だ。

今まで興味がなかった車の車種に関しても、いざ買いたい、買ったとなると、自然と車の車種が気になるのである。

今までも同じように路上に走っていたが、興味がないのとあるのでは意識の仕方が全然違うのである。

これもRASの働きによるものである。

逆に興味がなくなればばったりとその車種は見かけなくなるだろう。

女性が妊娠したときに周りに妊娠している人が感じるのもそのためである。

例えばあなたが世界が悪意で満ちていると考えるようになるとしたら、ニュースでも、新聞でも悪いことが多くなったと錯覚してしまうのである。それをRAS にプログラミングしてしまうと人生の大半は嫌なことだと思うようになってしまう。

なのでいかに

「望むこと」を考え「望まないこと」を考えないようにするのかで

人生はどちらにも転ぶのである。

自分の望みをはっきりさせる

自分の望みをはっきりと明確化することは非常に大事です。

例えば、小さい船でそこそこの繁盛している漁師がいたとします。

その漁師は、短時間しか漁に出ません。

そのあとは子供と遊んだり、昼寝をしたり、奥さんと過ごしています。

そこで友人が「もっと長い時間漁に出て、もっと稼いで、大きい船を買い、さらに売り上げが上がればさらに大きい船を買い、それを繰り返していけば、たくさん儲かるのに」といいました。

それはいいことだ!!

と漁師は言い、「そのあとは??」と付け足しました。

友人は「そのあとは昼寝をしたり、子供と遊んだり、奥さんと時間を過ごせばいい」といいました。

これって結局遠回りしていませんか??

この漁師は自分がやりたいことを最初から分かっていたので、わざわざ大金を得る。

という遠回りの道を選択しなかったのです。

やりたいことにお金が必要なら、お金を稼ぐことも大事ですが、お金がなくてもかなえられるならわざわ
ざお金を稼ぐ必要がないのです。必要最低限のお金があれば十分なのです。

実際に自分がやりたいことが明確化しているのならこんな遠回りな選択はしないはずです。

人生でほとんど達成できない人、人生からほとんど何も得られない人が多いのは、自分の望みをはっきりわかっていないからです

小さい頃は誰でも夢を持っています。

・宇宙飛行士になりたい

・お医者さんになりたい

・お金持ちになりたい

もっと純粋に欲求をいえば、赤ちゃんの頃は泣いただけでご飯がもらえる、おもちゃがもらえる、ミルクがもらえる。

これらは欲求が強いためにRASがプログラミングされ、最多の道で答えをくれるのです。

しかし、これが大人になってくると、

・大人なんだから

・しっかりしなさい

・これをしたらだめ

・あれをしたらだめ

・いわれたとおりにしなさい

という自分を否定する言葉の数々が、無意識のうちにRASのプログラミングを上書きしてしまうのです。

なので、大半の大人がお金持ちになりたいと思っていても本気で、心から思っていないので、RASが作動するはずもなく、「安定」の仕事につくのです。

他人は他人、自分は自分。

たとえ親でもあなた自身ではないのです。

たとえ親があなたに医者になってほしいとしても、それがあなたの夢じゃないのであれば決してしてはいけません。

なぜなら、医者の道で成功したとしてもほかにやりたいことが出来たときに医者になるためにしてきた努力が水の泡になってしまうからです。

他人の期待に応える人生など意味がない。

人が自分思いに従ってやりたいことに情熱をささげたときに、世の中の人は100%賛成できないことだとしてもあなたに拍手を送るであろう。

やりたい事リストを作る

なんでもいいから、思いついたやりたいことリストをまずは作ってみよう。

それを決して他人に見せてはいけない。

それを非難する人もいるかもしれないがその人はその分野のエキスパートなのか、ちゃんとした知識があって非難するのだろうか。

その部分をもう一度よく考えてほしい。

まず、何をしたいのかはっきりさせる。

どうすれば達成できるのかはRASがおしえてくれる。

書き出したものはとりあえず片っ端から挑戦していくこと。

成功するにはまず、始めなければならない。

向いてたら続ければいいし、向いていなければやめればいいただそれだけのこと。

RASが効果を発揮するのはこの後です。

まず何かを始めてみる。

そうすると自然とRASがそのことに関係する情報しか拾わなくなる。

例えばあなたが、新聞を
読んでいるにも関わらず、友人に「今日の事件観た??」
といわれたとして、あなたはそんな記事を読んだ覚えはないとしても、後々読み返してみると一面丸々その事件が載っていたという経験はないでしょうか。

これはまさにRASが働いている証拠で、あなたがもし、スポーツに興味があるとしたら、新聞を丸々読んだ気でいても実際頭に残っているのはスポーツに関することである。

確かにこのページは読んだのにと思っていてもだ。

これはRASが必要な情報とそうでない情報を分けているからです。

これはやりたいことリストを書くと自然とRASが働き書いたことの情報が入ってくるのである。

リストを書くなら手書きで書く

PCや携帯を使ってやりたいことリストを書くよりも手で書いたほうが達成率が42%も上がります。

これはキーボードで書くときは手の動作は八種類しか使わないが、書く時の動作は約1万種類もあるのです。

そのため脳に記憶されやすいのです。

やりたいことリストは毎日読み替えそう。

そうすることで、RASが何をしたいのか、何が欲しいのか、何になりたいかがはっきりわかると、RASはその方法を探し始めます。

また何度もリストを読み返していくと、本当にやりたいことなのか、そうでないのかがより明確にわかってきます。

何度も読んでも輝きを失わない目標があなたが本当にやりたいことなのです。

億万長者の資産家はみなこの紙に書いたリストを持っています。

何百万クラスの人たちも紙に書いたリストを持っていますが、億万長者に比べて少ないのと、億万長者の人たちはより目標が明確でした。

実際にアメリカでは次のような調査報告があります。

・目標や計画をきっちりと紙に書いているアメリカ人、3%

・人生の目標についてしっかりとした考え方をもっているアメリカ人、10%

・お金に関する目標しか持たないアメリカ人、60%

・目標がなく、将来のことも考えていないアメリカ人、27%

このうち

・かなりの成功を収めている人、3%

・まあまあな人生を送っている人、10%

・つつまし生活を送っている人、60%

公的支援や施しを受けて何とか生活している人、27%

この結果からやりたいことリストをきっちり紙に書いた人ほど成功しているのは目に見えてわかるだろう。

やりたいことが見つからないそこのあなた、
今までで楽しかったことを思い返してみよう。

それがきっとあなたがやりたいことにつながるはずです。

これまで生きてきて、何より楽しかったことは何だろうか。

いい機会さえあればお金なんかもらえなくても喜んでやりたいと思うことは何だろうか。

「お金なんかもらえなくてもやるけど、なおかつお金にできることはないだろうか」

好きなことでは食っていけない、お金は儲からない。

とたいていの人は思うでしょう。

本気で好きなことで儲けることを考えたことありますか??
しゃべるのが好きなら、その道の仕事はたくさんあるし、スポーツが好きなら、選手でも、コメンテーターでもスポーツのニュースキャスターという仕事もある。

今ではテレビの中で有名だったあの人も最初はド素人だったのです。

今の仕事は本当にやりたい仕事ですか??

「お金がもらえなくてもやりたいことですか??」

もしそうでないなら、仕事=金稼ぎという考えをやめてほしいです。

いきなり今の仕事をやめろというのではありません。

金銭的に余裕が出来て、本当にやりたいことが出来たのなら、それは迷わずやってほしいということです。

結果や、お金は後からついてきます。

あなたが本当にやりたいと思ったのなら、自然とRASは稼働しあなたを導いてくれるでしょう。

「こんな自分になりたい」と思わなければ決して今の自分を変えることはできないのです。

明確な目標を決める。

基本的に人がやる気になるのは、

何かが手に入ると思ったときか、つらい思いをしたくないときである

目標はより明確に設定したほうがより、RASが働きやすくなる。

例えば、大雑把に「いつか大金持ちになる」
といった目標よりは、
「いつまでにどのくらいの資産を築く」
といった目標設定の方が達成しやすくなります。

さらには期限が短いほどRASの働きは活発になります。

「素敵な家を持つ」という目標でも、人によっては様々です。

例えば、大金持ちにとっての「素敵な家」とは自分の家のことかもしれないし、ボツワナのサン人にとっての「素敵な家」とは砂漠に立つ草敷の小屋かもしれません。

それを達成させたいのなら、もっと具体的に、ビーチの近くの庭があり、気候は温暖な土地で、レンガ造りの二階建てを三年後に立てる。

といったように、目標が具体的で、数字が明確なほうがRASが稼働して、目標に手が届きやすくなる。

目標は大きいほうがいいが、イメージはくっきりと描くこと。

否定的な言葉で書いた目標は達成されづらい

「三か月後には煙草をやめる。」

これを宣言して実際に止められた人はどのくらいいるでしょうか??
半分にも満たないでしょう。

なぜこの目標が達成されづらいのか言うと、それは否定的な目標はイメージしづらいので、RASが動き出しづらいのです。

この目標を、「三か月後にはノンスモーカーになる」
と目標を変えると達成しやすくなるのです。

「ノンスモーカーになる」とはイメージしやすく、RASがヤニのにおいがしない爪、洋服、白い歯、さわやかな息、健康的な姿を容易にイメージできる。

この容易にイメージできることが重要で、
目標を肯定的に書くと、脳にイメージがわいてやる気が起きるが、何かを否定する書き方で書くと、イメージが全く思い浮かばないので、やる気も起こらなくなるのです

疑似体験をするほど目標に近ずく

もしあなたがランボルギーニが欲しいとして、広告や、雑誌、テレビや、インターネットでRASが勝手に検索してくれるでしょう。

しかし、もっと早い方法がランボルギーニを試乗することです。

そうすることで、疑似体験ができ、本当にかなえたいことなら一層その気持ちが強まることでしょう。

今の状況で妥協するのだけはやめましょう。

最高の人生の伴侶が欲しいのに、偶然だけに頼って自分からは行動せず、ある程度の条件を満たした相手と付き合う。

それでは、いつまでたってもあなたが最高と思えるパートナーに出会えるはずがありません。

身の周りの限られた範囲では最高というだけで、妥協はしないでほしい

脳は「その人が達成できること」しかイメージできないので、あなたがなりたいイメージを明確に持てるなら何かしらそのイメージの素質を待っているのです。

絶世の美女と付き合えるイメージをもてるのなら、少なくともその資格があるということです。

自分で資格がないと思うのならそもそもそんなこと考えもしないのです。

これはスポーツの世界では有名で、ある目標に達成できるイメージをもてるのなら、体はその目標を達成できる。

頭の中でイメージできることなら、あなたにはそれを達成できる何かがあるのです

イメージが出来たのなら自然とRASがそのイメージに関する言い情報を仕入れてきます。

そしてこれは副作用的な働きなのですが、目標がはっきりとした人生の人の方が長生きをする。

ということを、カナダのカールトン大学のパトリック・ヒルと、ロチェスター大学のニコラス・チュリアーノという研究者が発表しています。

これはどの年代層でもおんなじことが言えるそうです。

人が死ぬときに後悔する5つのこと

人が死ぬときに後悔する5つのこととは
・もっと幸せな人生を送りたかった
・友人ともっと時間を過ごしとけばよかった
・自分の気持ちに素直になればよかった
・あんなに働かなければよかった
・他人に期待される人生ではなく、自分が望むような生き方をすればよかった

ほとんどの人がやりたいことがあっても「時間がない、お金がない、タイミングじゃない」
と言い訳をし、準備期間が長いのです。

やってみなければ何が必要なのかはわかりません。

準備している間に死ぬことだってあるのです。

やってみて合わなければやめればいいし、意外とやってみたら楽しいことだってあります。

いろんな経験ができるので、別の道に進むときにも役に立つかもしれません。

この世には10年分の経験を持つ人間と、1年分の経験を10年間くりかえしている人
2種類の人がいる。

10年分の経験を持つ人は人生で多くのことを達成し、寿命が延び、楽しく生きられる。

人生を振り返ったとき、「あんなこともしてみたかった」と思うより、「あんなことをしなければよかった」と思うほうがいい
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