前回の続きです。
夢があるけど行動ができない人、行動に移すのが怖い人、夢を本気で実現させたい人向けの記事です。
前回を呼んでいない方は↓
不安と恐怖を克服する
人生は好むものと好まざるものにかかわらずあなたの上にあらゆる種類の泥をシャベルで落としてきます。
穴から出たければ降ってくる泥をふるい落とし、踏み固めて台を作り、それを上ってステップアップするしかない。
あなたに降りかかってくるトラブル、それは実はあなたが次のステージに行くための足掛かりなのです。
成功したい、幸せになりたい。
そういった目標の最大の障害となるのが、「恐怖」「不安」です。
人は大昔からこの感情2つに出くわすと「戦う」カ「逃げる」の選択をし、多くの人は「逃げる」の選択をします。
また、「恐怖」や「不安」という感情は、体の臓器を痛めつけることにもなるのです。
怒りは肝臓を衰弱させ、不安は胃の働きを弱め、ストレスは心臓を、悲しみは肺を、恐怖は腎臓を傷めつけます。
どんな恐怖もストレスが原因であり、恐怖を感じると免疫機能が一気に低下してしまいます。
恐怖おびえながら生きている人が常に病弱で憔悴しきっているのはそのせいです。
人生で成功するにはこういった不安や恐怖に打ち勝てる精神が必要です。
人生で成功するにはこういった不安や恐怖に打ち勝てる精神が必要です。
不安におびえるのは、望まない物事が起こりますようにと祈るのと変わりません。
•顕在記憶と潜在記憶
脳には記憶が貯蔵されており、日々の様々な出来事がきっかけとなって、記憶が呼び起こされる。
記憶とは過去の経験や印象であり、自分が見た事実や細部などであって、それは自分の意思で思い出せるもの・・・
と私たちは考えがちです。
しかし実際には、記憶は何種類かに分かれており、脳内から呼び起こされる時の経路も、種類によっては別々であることが分かっています。
記憶には大きく分けて二種類あり、「顕在記憶」と「潜在記憶」です。
「顕在記憶」とは過去に見聞きした事実や細部、印象の記憶です。
例えば梅干しを食べようとするときに口の中がよだれでいっぱいになるのは、過去に梅干しを食べた経験上それがすっぱいということが分かっているからです。
歌を聴いて涙を流すのも、過去の記憶が呼び覚まされたからです。
「顕在記憶」派脳の海馬という部分に貯蔵され、引き出される。
「顕在記憶」派私たちが思い出そうとして思い出すことができる記憶です。
もう一つの「潜在記憶」とは、学習による記憶です。
過去の経験や出来事によって生み出された感情が記憶として貯蔵され、その記憶が呼び覚まされると体が無意識のうちに反応してしまう。
恐怖の感情もこの潜在記憶の一つで、この記憶がよみがえると体は生き残るために必要と感じ、瞬時に反応を起こします。
人は進化の過程でこの「潜在記憶」を手に入れたとされています。
危険な状況に落ちいったときに考えなくても素早く反応できるようにするためだと。
恐怖には「短い経路」で伝えられる恐怖と「長い経路」で伝えられる恐怖があります。
「短い経路」の恐怖は、素早く偏桃体に伝わって警戒を呼び起こす。
この状態ではまだ私たちは状況の認識ができていません。
次に長い経路を通り、短い経路よりも数分の1程度遅れて、大脳皮質に届きます。このときに警戒を強めるべきか、警戒を解くべきかの判断をします。
あなたが一度体験した恐怖で同じような場面にあったときに恐怖の感情を思い出す恐怖は、専門的には、古典的条件付け」と呼ばれるプロセスによって偏桃体が学習した記憶なのです。
わけもなく恐怖を感じるのは、意識の上では気付かないうちに「潜在記憶」がよみがえり、これによって「顕在記憶」からその状況の恐怖のイメージが呼び覚まされる。
そこに音が加わればさらにはっきりと「顕在記憶」から恐怖の記憶がどっとあふれるでしょう。
人生とはジェットコースターのようなもので、揺れるたびに泣き叫ぶ人もいれば、手を挙げて喜ぶ人もいます。
•フラッシュバルブ記憶
人は恐怖を感じるとストレスホルモンが分泌されます。
このホルモンは脳内の記憶を呼び覚ましやすくするので、感情を伴う記憶をすぐに思い出すことができます。
この強烈な感情を伴うことで記憶することを
「フラッシュバルブ記憶」
「フラッシュバルブ記憶」
といいます。
フラッシュバルブ記憶は小さなことまで鮮明に思い出せるが、実際は事実とは異なることが多いです。
生物にとって恐怖とは生き残るうえでこの上なく重要な感情ですが、なぜだか人間には恐怖を感じたがる性質があります。
臆病者こそ生き残りやすい生物界で唯一恐怖のとりこになる人間、それは恐怖を感じると
「ドーパミン」
「ドーパミン」
という一種の脳内麻薬が分泌されるからです。
人によっても分泌される量は違うのですが、これは薬物障害患者が感じる快感に非常によく似ているのです。
脳は本当の恐怖と作られた恐怖を区別はできないのです。
適度な恐怖は身の安全を守るためには有効ですが、「過度な恐怖」は心的外傷後ストレス障害(PTSD)、パニック障害、社会不安障害、強迫性障害などの不安障害を引き起こすことがあります。
恐怖の中でも特に多くの人が感じる恐怖は「社会的な恐怖」でしょう。
他人の厳しい評価にさらされる状況は恐怖以外のなにものでもありません。
人がもっとも恐怖を感じることは「死の恐怖」よりも「人前でのスピーチ」だという。
恐怖は脳によって呼び起こされます。
危険な状況でもないのに、脳が勘違いをして恐怖を引き起こすことがあります。
恐怖を感じすぎると心身共に病んでいきます。
では恐怖を感じない解決策は何なのかといいますと、記憶を上書きすればいいのです。
「自分が起こってほしくないこと」を考えるのではなく「自分が起こっってほしいこと」を考えるようにするのです。
それだけでいいのです。
まず理解してほしいのが、あなたが前進しようとすれば常に周囲から拒絶に合うということです。
しかしあなたがいくら周りから拒絶されようがあなたの状況が悪くなるわけではないのです。
たとえばああなたが公務員に志願したとして、条件が足りなかったため拒絶されたとしましょう。
しかしあなたは公務員に志願する前は公務員ではなかったので、別にあなたの状況は変わりません。
あなたが上司に企画書を出しても拒絶されたなら別にあなたの状況が悪くなるわけではないですし、むしろ上司からどのように修正したらいいのかを教えてくれるかもしれません。
最も大きな成功を達成するには、ほとんどの場合、最悪の失敗だと思うことを経験してから一歩前に進んだ時である。
•人は拒絶された記憶は強く残る
拒絶されたときの記憶は、けがをした時の記憶よりも強く心に残るものです。
なぜかというと昔では他人に拒絶される=部族を負われる=生き残る可能性が下がる
なので、危機的状況に陥った時の反応としてはむしろ正しいのです。
なので、危機的状況に陥った時の反応としてはむしろ正しいのです。
このため拒絶された人の脳からは「麻薬」が放出されこれは痛みを感じたときに分泌される「エンドルフィン」と同等の効果があります。
この「麻薬」はどん底まで落ちた気分をいい気に最高にまでもっていくので、人は冷静な判断ができなくなります。
「恐怖」は人の感情に不可欠な物でしょう。
しかし自分よりも優れた人と比べるのはその人の存在を自分の成長の糧にする時だけにした方がいい。
そうしなければ健全な精神を保つことは難しいでしょう。
勇気は恐怖を乗り越えたときに手に入る。
恐怖から逃げていては獲得できない。
勇気とは恐怖を感じて時に何かを行動することに他ならない。
終わったことはきっぱりとあきらめよう。
そうしなければ新しいチャンスを逃すし、周りから嫌われるでしょう。
ドラッグに頼るよりもお金のかからない「セロトニン」「ドーパミン」で気持ちを高めよう。
私たちの人生では多くのことを不安い思います。
しかし、その不安の大部分は、決して怒らず、残りはほとんど防ぎようがないことです。
数字にしてみると
・87%は絶対に怒らない
・7%は必ず起きる
・6%は防ぎようがある
なので不安に考えてもしょうがないのです。
沈んだ気持ちで生きている人は過去に生きている
不安をかけて生きている人は未来に生きている。
平和の裡に生きている人は現在に生きている。
恐怖にとらわれていても死の妨げにならない
生きる妨げになるだけである。
絶対にあきらめない
何かに成功した人は必ず周囲から拒絶されたり、自分のことを否定されたりといった経験を山のようにある。
成果が上がらずに、お金が底をつき、精進できず、気持ちが傷付き、非難の的となり、ろくな評価を受けられず、落ち込み、愚痴をこぼし、孤独を味わった経験は人一倍あるでしょう。
しかし、このような経験は、自分がどこを改善すれば
いいのか、どうすればもっと上に行けるのかをヒントを与えてくれる経験となります。
いいのか、どうすればもっと上に行けるのかをヒントを与えてくれる経験となります。
「拒絶される」とは自分が何をすべきではないかを的確に教えてくれます。
自分のビジョンを信じ、何度断られても、それを糧にして前進し続けた人にしか成功は訪れないのである。
勝者とは決して失敗しない人のことではない
決してあきらめない人のことである。
決してあきらめない人のことである。
あきらめてしまえば、自分のどこが間違っていたのかが決してわからない。
何か思いついたことがあり、それがほかの人に役に立つと信じるのなら、あくまでもやり抜くべきである。
あっさりとあきらめてしまう97%の人は、絶対にあきらめない3%の人に使われる。
望みを心に閉まっておくことはない、黙って待っていればだれかが何とかしてくれる。
ひょいと与えてくれることなど絶対にない。
統計学的には断られる確率の方が高い。
「ダメ」といわれるといわれる確率は「いいよ」といわれる確率のざっと10倍
しかしいつかはきっと「いいよ」といわれる日が来る。
しかしいつかはきっと「いいよ」といわれる日が来る。
この一回が来ればあなたの目論見は成功したのだ。
人に頼むときもあいまいな言い方ではなくて、はっきりと伝えるようにしましょう。
欲しいものがあるんだったら「何」が欲しいかをちゃんと伝える
デートに誘うときは「いつか」ではなく、「何日にデートをしよう」とはっきり伝える。
給料を上げてほしい時も「いくら」上げてほしいかをはっきりと伝える。
そうすることにより、あいまいに伝えるよりも相手に受け入れてもらいやすいのです。
何回断られても何回もお願いしてみよう。
数回の挑戦であきらめるのは早いです。
人生の失敗の多くは、成功にどれほど近づいているのかを知らずに、それが目の前にあるのにあきらめてしまうことで起きるのです。
人生での成功を求めておきながら、たいていの人は自分の望みを口に出して誰かに助けを求めることもせずに早々にあきらめてしまう。
「成功する!!」と自信があるものなら、できることをすべてやりつくして、とことんやり抜こう。
次に何をやるかは、やった後に考えよう。
自分のアイデアはありとあらゆる人に話して協力を求めよう。
あきらめてはいけない、どんなことも最初が一番つらいのです。
やめたくなったら目標を再認識し、どんな結果を望むのかだけを考えよう。
スタート時点で見えた場所まで来たら、そこからはもっと先の風景を見わたせるようになる。
そうしたらまた目標を再設定し、先へ進もう。
そのころには野次馬に悩まされることもなくなっているでしょう。
成功を運命づけられている人もいるが、たいていの人は、成功すると決心したときから成功したのです。
・求めるものは追いかけよう、そうしなければ絶対に手に入らない
・何度でも頼んでみよう、そうしなければいつまでも「ノー」といわれるだけ。
・前に進まなければ今と同じところにしかいられない
・転ぶから失敗するのではない、立ち上がらないから失敗するのだ
どん底から這い上がる
正しい判断は苦しい経験から生まれる。
苦しい経験は間違った判断から生まれる。
誰もがどん底の気分を味わったことがあるでしょう。
誰にでもチャンスはめぐってきますが、ほとんどの人がそれがチャンスだとは気づかずに、まるで勝ち目のない状況に追い込まれたとしか思えないものです。
先手を取らなきゃ見つけてもらうのを待っているだけじゃチャンスは手にできない。
RASは強力はツールです。あなたが行きたいと望めばどこにでも連れて行ってくれます。
そのためにはやりたいことを手書きで紙に書きましょう。
頭の中で考えたことを心から信じることができれば人はそれがどんなことであれ達成できる
ナポレオン・ヒル
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