今回は前回の続きの夢が自動的に叶っていくために具体的な方法です。
この記事を読んで自分が本当に叶えたい夢を見つけられ、それに向かって行動するさせになれば幸いです。
期限を決めて計画を立てる
「目標にとって期限は引き金のようなものである。」
休みの前の仕事は妙にはかどったりしないだろうか??
それは明確に期限が決められているので、人は期限までに終わらさねければならないという気持ちになるからです。
脳には「期限に間に合わせようとする」力が備わっているのです。
その期限に向かって突き進もうとする力こそまぎれもなくRASの働きのおかげなのです。
1キロの重りを持ち上げようとすると脳が指令を送り1キロをもちあげようとする準備をします。
40キロの重りを持ち上げようとするときも脳が準備をし、40キロの重りを持ち上げることが出来ます。
しかし、本当は40キロある重りを1キロと思い込んで持ち上げてしまうと、脳は1キロを持ち上げようとする準備しかできていないので、けがをしてしまいます。
期限を決めたときにも同じような効果があり、期限を決めると、脳が「緊急事態」を認識させ、結果仕事がはかどるのである。
これは仕事だけに限った話ではなくて、例えばスポーツでも同じようなことが言えます。
時間制限が決まっているスポーツは時間が迫ってくると、自然と選手たちの動きは活発になっていきます。
そうすると周りの批判などに左右されづらくなり、自分のパフォーマンスを発揮しやすくなります。
これをやりたいことリストに書き込むと、RASが作動して、恐れや不安が吹っ切れて、前に進もうとする意欲がわいてきます。
ここで実際にやりたいことリストに効果的に期限を書いていきましょう。
・現実的であること(実際に達成できそうな期限を書く)
・短めであること(期限は短いほど効果を発揮しやすくなる)
・すぐに実行すること(正確な期限は後から伸ばしてもいいが始めるのは伸ばしてはならない)
「始めるときからうまくやる必要はない。
だが始めなければ人生うまくいかない。」
だが始めなければ人生うまくいかない。」
大きな目標は小分けにして期限を設けよう。
大きい目標を持つのはいいことだけど、大きいと期限がどうしても長くなってしまいます。
そうすると期限の力を有効活用できなくなってしまうので、大きい目標は小分けにして、1年以内にする、1か月以内にする、1週間以内にする、といったように段階に分けていきましょう。
そうすることで期限の力を発揮でき、最後まで継続的に続けることができるようになります。
頂上ではなく次のステップを見つけよう
1981年アルバート・バンデューラとデール・シュンクという学者が7歳から10歳までのこどもを集めて次のようなテストをしました。
まず二つのグループに分け、一方のグループには、算数の問題を一回に6ページ与えて回答させ、もう一方のグループには、同じ42ページの問題を一度に与えてそれを7回に分けて回答させました。
その結果一回に6ページずつ与えたグループの方が、一度に42ページ分を与えたグループよりも回答時間が短く、正解率も高かったのです。
この結果からも、大きい目標を一度に目指すのではなく、段階を踏んで目指した方が、短く、そして成功しやすいといえるでしょう。
まずはともあれ始めることである。
準備の時間に一秒も無駄にはできない。
たいしたことを成し遂げられない人生の一番の理由は準備に時間ばかりかけすぎてしまうからです。
始めてみなければどんな問題が待っているのかなんてわからないものである。
きっとあなたは始めきっと問題の多さに落胆するでしょう。
しかし、その問題も知らなければ解決もできないのです。
準備ばかりにかまけていたらその問題すら見えてこなかったのです。
まずは最初の一段を上りましょう。
行動すると勝手にRASが仲間や情報を集めてくれるので心配は無用です。
「目標をきめたらすぐに達成するための行動をすること!!」
ネガティブな考え方をやめる期限を決める
期限を決めるのは何もかなえたい夢だけじゃなくてもいいんです。
例えばあなたが金銭的に苦しい時や、恋愛で失敗したときなど、いろいろな失敗の時には落ち込むと思います。
確かに落ち込むなということはむずかしいですが、その落ち込むのにも期限を決めましょう。
そういうネガティブな考え方が染みついてしまうとより一層長い時間ネガティブな思考が頭の中に絡みついてしまいます。
それよりは悩んでもいいので、期限を決めて、それ以降は悩まないようにしいましょう。
その期限以降起こってほしいことを考え、起こってほしくないことは考えないようにするのです。
「地獄の真っただ中にいるのならそのまま突き進め!!!」
です。
です。
人は年を取るまでに最低3つの大きな災難に会います。
それは、離婚したり、病気に係ったり、破産することもあれば、職を失ったり愛する人と別れたりと、誰もが災難に会います。
しかし、それでも人生は続いていくので、どこかで立ち直らなければなりません。
それは立ち直るのが早ければ、早いほど、今後の人生はより良い結果になるでしょう。
・夢は期限を決めなければ単なる夢で終わる
・期限を決めたら行動しないわけにはいかない、期限は原動力である
・期限はネガティブなことにも使える万能薬
・大きな目標は小分けにした方がより、確実にスピーディーに達成できる。
誰から何と言われようと突き進め
あなたが夢をかなえようとすると必ず決まって「待った」をかけてくる人たちが現れるでしょう。
その人たちはあなたに「やめた方がいいんじゃない。いまさら。そ年になって。若すぎるよ。才能がないのに。お金がないのに。時間がないのに。」
とあなたに様々な待ったをかけてくるでしょう。
その人たちが言いたいのは、「リスクが高い」ということをいいたいのです。
確かに新しい物事を始めるときは、リスクはつきものです。
しかし、無用なリスクじゃなければどんどんとるようにしましょう。
自分には必要なこと、本当にやりたい事かを考え、準備し、それでもやりたいなら、リスクを恐れずに、周りの意見には左右されずに、
「夢は誰にも奪われてはいけない」のです。
「夢は誰にも奪われてはいけない」のです。
「夢を本当に応援してくれるのはほんの一握り、ほかはすべて野次馬だ。」
他人があなたを邪魔する3つの理由
他人があなたを邪魔する3つの理由は
・心配している
・嫉妬している
・引け目を感じている
のどれかに当てはまります。
そういう人たちには何が何でも自分の意思は変わらないということを伝えるだけです。
ハリー・ポッターの著者や、スターバックスの創立者、ディズニーランドも何度も失敗を経験して今の任意を手に入れたのです。
「名人とは、初心者が失敗した何倍もの失敗を経験している人たちのことです。」
批判的なことを言ってくる人たちには、同意しつつも自分は意思を曲げないことを明確に告げよう。
相手にも意見をいう資格はあるので、頭ごなしに相手んお意見を否定してしまっては、争いになりかねない。
争いは損益しかもたらさないので、なるべく避けましょう。
成功する人と成功しない人の差は行動するかしないかです。
目標に向かって歩き始めると周りからは非難の声が上がります。
少し成功して、みんなより2、3歩前に進んでもみんながあなたのことを引きずり降ろそうとするでしょう。
大成功して、みんなの手に届かないところに行って初めてみんなから尊敬されるのです。
非難を浴びたくないなら、みんなが言う平凡な人生を全うしましょう。
「豚と争っては泥にまみれるだけです。」
自分の人生に責任を持つ
あなたが今いい人生を送っていようとそうでなくても、今のあなたの人生はあなたの責任である。
今の人生がどんなに悪かろうが自分以外のせいにしてはいけない。
自分が陥った状況を配偶者や、パートナー、生まれた場所、外国、気候、遺伝子、銀行、難民、宗教などに擦り付けてはいけない。
しかし、例外的な場合もあります。
例えば、統合失調症や、自閉症、精神疾患、脳にダメージを負っているなどの状況なら話は別です。
だがそう状況じゃなければ今の人生はあなたのせいです。
そういいことも、悪いことも・・・・
あなたの選択が今のあなたを作っているのです。
いつもあなたがジャンクフードを食べるのはあなたの責任だし、その結果太ったとしてもほかでもないあなたのせいです。
健康になろうと努力しなかったのもあなたのせいですし、たばこや、お酒、薬がやめられないのも手を出してしまったあなたの責任です。
上司に仕事を頼まれて残業する羽目になったとしても、断れなかったあなたのせいですし、DVのパートナーを選んだのもあなたです。
自分に都合のいいように言い訳するのもあなた次第です。
人生をコントロールする
RASを使えばきっとより良い結果を出すことができます。
生きていれば不幸なことは必ず起こるでしょう。
しかしそれをどうとらえるかは自分次第です。
自分の意思で選べるのはどのように考えるか、どのような姿勢で物事を受け止めるか、それだけです。
もし選択を誤ったとしても、その結果をどのように受け止めるか、それこそが大事なのです。
あなたの人生は、あなたが選んできたことの結果である。
自分の人生が気に入らないのなら、より良いほうへ選べばいいのです。
この際言い訳をいっさいやめましょう。
言い訳をしても何もなし遂げられないのです。
有名な成功者は決して言い訳をしません。
・今日はコンディションが悪かったから。
・天気のせいで。
・パートナーのせいで。
・生まれた国のせいで。
障害が本当になるのならだれも決して成功することはなかったでしょう。
たしかに選択を誤ることもあるでしょう。
しかし、しょせんは過去なのです。
それをどう受け止め、未来につなげるかが重要なのです。
選べるのは二択前進するか、言い訳をするかです。
誤りは人生の教訓なのです。
誤りを誤りと思わない人は同じ誤りをするでしょう。
それはもう誤りを「選択」しているのです。
それを誤りと認めて違う手段をとることで新たな経験が生まれるのです。
それが失敗かはわかりませんが、失敗ならまた別の手段を選択し、成功するまで、それを繰り返せばいいのです。
不満は不満な状況を呼び寄せるだけです。
不満を話したりしても相手は8割がた聞いていないので、それがまた不満になるでしょう。
そういうときなきっぱりと不満のもとを切るべきです。
目標を達成するためには、積極的な行動をとり、それに集中する必要があります。
不満を言っている状況ではないのです。
あなたが世界から受け取れるものは、あなたが何を知っているのかによって決まるのではない。
何をするのかによって決まる。
人生にレールが引かれていると思うのは間違いです。
自分の選択の連続なのです。
自分の下した選択なんで自分で責任を取るのは当たり前のことなのです。
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責任を負うということは100%自分の人生は自分で決められるということなんです。
最高ではありませんか。
もし周囲にネガティブな発言ばかり言う人がいるのなら、その人と付き合うのはやめた方がいいでしょう。
その選択をするのもあなた次第です。
それよりももっと前向きな人たちと過ごしたほうがあなたの人生はもっと豊かになるでしょう。
「人生ではだれのことも責めないでほしい。
いい人々は幸福をもたらしてくれるし、
ありがたくない人は経験をもたらしてくれます。
あなたの選択次第でその経験が生かせるかどうかが決まるでしょう。」
目標の視覚化
「脳は現実と想像を区別できないので、あるイメージを思い浮かべると、脳はそれを現実と思いこみ体はイメージを実現しようと力を発揮する。」
RASは「現実」「想像」の区別ができないのです。
あなたが「想像」するとRASが潜在能力に働きかけ、体はそれを実現しようと力が高まるのです。
実際に成功しているイメージと何もイメージをさせていない学生に物事に取り組んでもらうと、イメージした学生の方がイメージしなかった学生よりも100%高い結果を達成できます。
あなたが怖い夢を見たとき、実際に現実では起きていないことでも、目覚めると汗をかいていたり、息切れをしていたことはないだろうか。
それは脳が勘違いをして実際に起こっていると認識し、体がそれに反応しているからです。
テニスのイメージをしているときに、瞼を閉じても大体の人が瞼の下の目は左右に動き続けるでしょう。
近代スポーツではこのイメージの力は大いに取り入れられ、最近では意味を理解していなくても、イメージをして練習するというトレーニング方法は大体の選手が取り入れています。
この「イメージ」はより鮮明に思い描けるほどイメージできればより高い効果を発揮します。
ただ単にお金持ちになりたいと思うのではなく、いつまでにいくら貯める。どんな方法でいくら貯める。
と目標を「視覚化」するのです。
そうすればRASが働き始めどうすればいいのか情報をリサーチし始めるでしょう。
しかしここで注意してほしいことは、目標を達成したというイメージだけでは、脳が勝手にすでに達成したと勘違いして、やる気がなえる人が中にはいるということです。
そういう人は目標達成するまでの過程でどんな障害が発生するかも想像していたほうがいいでしょう。
「イメージトレーニング」の効果
有名なイメージトレーニングの効果の実験としては、バスケ未経験者のグループを三つに分け、
1、20日間フリースローの練習をさせる
2、1日目と20日目だけ練習をさせる
3、1日目と20日目を練習させ、間の期間はフリースローが成功するイメージトレーニングを行う
の三つのグループに分けました。
すると1のグループは24%上達し、2のグループは全く上達しませんでした。
ところが3のグループは23%と1のグループと同じくらいに上達したのです。
この結果から考えるに
イメージトレーニングは実際のトレーニングと同じ効果をもたらす
イメージトレーニングは実際のトレーニングと同じ効果をもたらす
のです。
もう一つ有名な話ではイギリスの陸上選手ロジャー・バニスキー選手が競技史上初めて1マイルを4分以下で走ったのです。
彼は毎日のように自分が4分以下で走るイメージをしていて、実際に4分以下で走ったと錯覚するほどまでいにイメージをしていたということです。
当日も彼は自分が4分以下で走れると自信を持っていました。
彼が4分以下で走ったその翌年には4分以下で走る選手がなんと24人も出たのです。
今までは4分以下は無理と思っていたのが、バニスター選手を見て、自分もできると思い込みRASが効果を発揮したのです。
こういったイメージの視覚化の有名な話はたくさんありますが、では、イメージトレーニングは実際のトレーニングより有効か??
という問題には答えは「ノー」です。
なぜかというと、イメージトレーニングは実際のトレーニングとほぼ同じくらいの効果が期待できますが、実際のトレーニングを超えはしないのです。
なので、イメージトレーニングと実際のトレーニングは分けて考えたほうがいいでしょう。
イメージを視覚化するには
イメージを視覚化するには何でもそうですが簡単なことからやるのがいいでしょう。
例えば、朝何時に起きるとか、食事は毎日何を食べるとかなんでもいいので簡単なことから始めることです。
そして視覚化の練習は「早朝」か「寝る前」にするのがいいでしょう。
目標を達成するイメージとその道のりまでにある障害を乗り越えるイメージを練習すること。
「脳は、頭で想像したイメージに対して現実と同じように、反応し、体への指示を送ることが各種の研究で明らかにされています。心と体、考えと行動が結びつくことは人生でできる限りのことを達成するうえでとても重要なことです。
視覚化すると脳はその行為を実際に訓練していると同じように働き、いざ現実で行動すると訓練の効果が発揮される。
また視覚化は意欲、自信能力を高めるので、視覚化するだけでも実際の練習に近い効果が得られるが、実際の練習と組み合わせることによりより高い効果を期待できるでしょう。」